重要なことは書いていませんが、一応【ネタバレ注意】です。
7月1日から公開される「映画 ゆるキャン△」。
その入場者特典特典として、「コミック『ゆるキャン△』13.5巻」が配布されました。
数量限定、完全保存版の13.5巻!!
全84ページの中には、「リンとなでしこの伊奈ヶ湖春キャンプ」(24ページ)が収録されています。
冒頭の6ページが公開されていますので、まだ読まれていない方はこちらをどうぞ。
管理人は驚愕しました…。「伊奈ヶ湖」がついに聖地に!!
このブログでは隠してきましたが(人が増えると嫌だから..)、「伊奈ヶ湖」のキャンプ場「エコパ伊奈ヶ湖」は管理人の超お気に入りのキャンプ場なのです!!
聖地になっちゃって、もう隠しておいても意味がないので、今回は「エコパ伊奈ヶ湖」を詳しくご紹介します。
目次
エコパ伊奈ヶ湖とは?
作中では「伊奈ヶ湖森林公園」となっていますが、実際の名称は「エコパ伊奈ヶ湖」。
山梨県の南アルプス市にある市営の施設です。標高約890メートル。
公式ページの紹介によると…
エコパ伊奈ヶ湖には、学校や企業の研修から、青少年団体やご家族利用に便利な宿泊施設と研修施設、テントサイト、BBQサイトなどの南アルプスユネスコエコパークの自然豊かなフィールド、学びを深める森林科学館があります。エコパ伊奈ヶ湖のフィールドを活かした活動プログラムやイベントを多数ご用意しております。
伊奈ヶ湖周辺の施設の総称。キャンプ場の他に、レストランや森林科学館などがあります。
伊奈ヶ湖には「南伊奈ヶ湖」「北伊奈ヶ湖」の2つの湖があります。いずれも人工の湖です。
秋は紅葉が美しく、普段は人は少なめの伊奈ヶ湖ですが、シーズンには駐車場もいっぱいになります。
エコパ伊奈ヶ湖へのアクセスですが、かなり山を登ったところにあり、公共交通機関は通っていません。
なでしこの脚力なら、自転車という可能性もありますが、おそらく桜さんに送ってもらうパターンでは?
(「映画と高校時代を繋ぐ物語」とのことなので、なでしこも免許を取っている可能性もありますね。)
なでしこはチャリでした。さすがです!!
展望台
エコパ伊奈ヶ湖の1つの目玉となっているのが、展望台。甲府盆地が一望できます。
13.5巻の表紙は、リンとなでしこが展望台のようなところに立っていますが、これはエコパ伊奈ヶ湖の展望台ではありません。(ど真ん中に富士山は見えない)。
以前公開されたティザービジュアルの場所(富士川町高下のダイヤモンド富士スポット)だと思われます。
キャンプ場
エコパ伊奈ヶ湖には、2つのキャンプエリアがあります。
1つは、キャンプ場の受付にもなっている「グリーンロッジ」の近くにある「テントサイト」。
もう1つは、北伊奈ヶ湖の近くにある「オートキャンプ場」です。
テントサイト | オートキャンプ場 | |
---|---|---|
区画数 | 20区画 | 6区画 |
広さ | 16㎡ (公式サイトより) | 40㎡くらい (管理人イメージ。公式サイトに記載なし) |
定員 | 特に記載なし | 6名まで 追加料金で増員可 |
チュエクイン/アウト | IN 10~17時 OUT ~翌10時 | 13時~翌12時 |
デイキャンプ | 可 10~17時 | 可 10~17時 |
電源 | なし | あり |
車乗り入れ | 不可 | 可 |
ゴミ | 基本持ち帰り 1袋500円で引き取り可 (灰、炭は無料で可) | 基本持ち帰り |
施設 | トイレ 炊事場 コインシャワー 売店 | トイレ 炊事場 売店 |
料金 | 200円 人/泊 300円 区画/日 未就学児無料 | 3,600円/区画 7名以降は、1名ごとに600円 |
キャンセル料 | 5日前から~前日:30% 当日:100% | 5日前から~前日:30% 当日:100% |
営業期間 | 通年 | 冬季(12~3月末)は凍結防止のため閉鎖 |
その他ルール | 消灯:21:00 直火:禁止 花火:禁止 タバコ:禁煙 | 消灯:21:00 直火:禁止 花火:禁止 タバコ:禁煙 |
2つのキャンプエリアの受付は、いずれもグリーンロッジですが、場所は離れています。
オートキャンプ場は受付から少し山を下った場所にあります。
徒歩を林の中を通って、下るのに10分弱、登りはもう少しかかると思います。
作品中では、リンがレストハウスまでバイクでアイスを買い行っていますが、車・バイクだと遠まりになるので3分くらいかかります。
13.5巻の舞台に「テントサイト」「オートキャンプ場」どちらのエリアが使われるのかは、まだわかりません。舞台は、北伊奈ヶ湖の近くの「オートキャンプ場」でした。
サイトからの眺めは、北伊奈ヶ湖が見える「オートキャンプ場」の方がいいのですが、サイトの雰囲気は林間であまり手が加えられてない感じの「テントサイト」もいい感じ。
「テントサイト」詳細
管理人は、いつもソロで「テントサイト」を利用するので、「テントサイト」の詳細をご紹介します。
「テントサイト」の雰囲気はこんな感じ。
林間サイトになっています。地面は土です。
区画間は若干ながら離れており、区画によってはプライベート感あり。
木が多いので、ハンモックキャンプができる区画もあります。
ただ、眺めはよくない。周りの木と、施設内の建物くらいしか見えません。(展望台はテントサイトの裏側)
区画の広さは、公式サイトで16㎡となっていますが、最小でそれくらい。広い区画はその2倍くらいあります。
人数としては、狭い区画だとソロか、3人くらいまで。
広い区画はファミリーキャンプも可能ですが、大きなテントやタープは厳しいサイトが多いです。
こちらがテントサイトの地図。
1〜14は、だいたい16㎡くらいのイメージ。
1〜10は、山の斜面に造られています。4,9,10の方向が高くなっています。上の方は荷物を運ぶのが大変です。車の乗り入れが不可で、荷物運搬用のリアカーは無料で使えますが、4,9,10あたりはキツイです。
15〜20はやや広め。特に18,19,20は16㎡の2倍くらいありそう。
以前パップテントの比較を行った場所は、15番の区画でした。2つのパップテントが張れる広さがあります。
施設
売店
最低限のものが、受付(グリーンロッジ)で売られています。
営業時間は、9時〜17時まで。
薪と炭(3kg)は各800円です。(今シーズンから値上げ)
ウッドビレッジ前には自動販売機もあります。
トイレ
トイレは、簡易水栓。
男子トイレは、大4器、小8器くらいだったと思います。
ウォシュレット、暖房便座はなし。
少し離れたウッドビレッジのトイレは、暖房便座がついています。
日中は、森林科学館のトイレも利用可能です。
炊事場
炊事場はかなり広め。
蛇口は20くらいあると思います。お湯は出ません。
洗い場の高さは子供でも使えるよう低めになってます。
飯盒炊爨用のかまどがあり、灰や薪はここに捨てます。
コインシャワー
コインシャワーは、男女3室ずつあります。
1回200円、3分の利用となります。
利用時間は、9時~21時ですが、平日や冬季は17時で終わるときもあります。
エコパ伊奈ヶ湖のここがイイ
もう1年以上、ソロキャンプはここしか行っていないくらい、伊奈ヶ湖にハマっています。
管理人が感じている、その魅力は…(こちらは林間の「テントサイト」の情報です。13.5巻でキャンプしている北伊奈ヶ湖とは異なります。)
安い!!
テントサイトは、とにかくその安さが魅力。
ソロだと1泊500円!!(1人200円+区画料300円)
2泊しても、1000円です。
実はこれでも値上げされた価格で、2年ほど前までは区画料もなく、1泊200円でした。
プライベート感がある
サイト間に距離があるので、プライベート感があります。
(テントサイトの場合。オートキャンプ場は隣接しています)
現状はあまり混むこともないので、静かにキャンプできる場合が多いです。
通年やっている
冬季閉鎖のキャンプ場も多いですが、ここは通年やっています。
ただ、真冬は余裕で氷点下なので、それなりの装備がないと厳しいですが。
また、冬季はサイト近くのトイレ、炊事場は閉鎖。歩いて数分のウッドビレッジのトイレ、炊事場を利用します。お湯はでません。
+デイキャンプでのんびりできる
ちょっと早めの10時チェックイン。チェックアウトも10時ですが、デイキャンプをプラスすれば、17時までOKです。
デイキャンプも1泊と同価格の500円ですが、1泊+デイでも1000円です。
10時から翌日17時なら、1泊でもかなりのんびりキャンプができます。
すいている
これからどうなるかわかりませんが、いままでは混んでいるところを見たことがありません。
大型連休などはファミリーキャンプで別のキャンプ場に行くのでわかりませんが、通常の週末なら区画の利用率は50%以下です。
急遽、明日キャンプということになっても、予約が取れないことはほぼなかったです。
これからどうなっちゃうかなぁ…。
エコパ伊奈ヶ湖のここがイマイチ
深夜でも人の出入りが自由
このキャンプ場は、昼夜問わず、キャンプ場利用者以外も出入りが自由になっています。
昼間は森を散策する人や、展望台を利用する人の出入りが若干あります。
また、深夜でも展望台から夜景を見るために人の出入りがあります。
特に深夜に夜景を見に来るのは、若いグループの方が多く、中には騒がしい方もいらっしゃるようです。
(静まり返った夜のキャンプ場では、わずかな話し声でもそう感じてしまう..)
駐車場から展望台へは、キャンプ場の中を通っていくのですが、通り道に近い1〜10の区画を利用される場合は、少し覚悟しておいた方がいいかもしれません。
他の区画も、利用者以外の出入りが自由という点は同じ。消灯時間には、スタッフさんが見回りしていましたが、それ以降は無人。
正直、若い女性だけでのキャンプはおすすめしないです。
2022年6月に行ったら、展望台の柵が修理中でした。故意に壊されてしまったのか、展望台を監視する防犯カメラが新たに付けられていました。
そんなことをする方が、深夜でも出入り自由と思うと、やっぱりちょっと怖いですね。
区画は先着順
予約時に区画の指定はできません。
当日に受付した先着順で区画を選ぶことができます。
もし、ファミリーキャンプで広めの区画など、希望であれば早めに受付に並んだ方がいいと思います。
(10時からチェックインですが、受付は9時30分から開始です。)
管理人は、ハンモックキャンプの時は、早めに行ってハンモックが張れる区画を確保していました。
お店や温泉が遠い
一応キャンプ場に売店はありますが、最低限のものしか置いていません。
コンビニやスーパーとなると、山を下らないとないので、往復で30分くらいかかります。
買い忘れにはご注意ください。
南アルプス市は温泉も点在しているのですが、伊奈ヶ湖の近くには温泉がありません。
一番近いのは赤石温泉ですが、かなり道が険しい。
その次だと、まほらの湯になります。
遠いといっても車で20分くらいですが、もう少し近場にあると便利なのですが。
予約方法
予約の受付は電話か、直接グリーンロッジで受け付けてもらえます。
ネットでの予約は受け付けていません。
TEL:055‐283‐8700
受付時間:9時~17時
以下はお休みです。
・月曜日・月曜日が祝日の場合は翌日
・年末年始(12月29日~1月3日)
予約できる期間は半年先までとなっています。
予約時に区画の指定はできません。
キャンセル料は、5日前から~前日まで30%、当日は100%。
料金が安いからといって、無断キャンセルしないようにお願いします!!
(当日キャンセルであっても、必ず連絡を。)
まとめ
自分が行きつけのキャンプ場が聖地になるというのは、嬉しい反面、今後予約が取りづらくなると思うと、ちょっと残念な気持ちもあります。
特に、13.5巻のキャンプ地となっている北伊奈ヶ湖の「オートキャンプ場」は、6サイトしかないので、すごい競争率になりそうです..。
特に、人が少なく静かなキャンプ場という魅力もあったので、今後どうなるかな..。
でも、ゆるキャン△ファンは、みなさんマナーが良さそうだから、きっと大丈夫でしょう!!
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