ついにやって来ました、苦節17時間の技能教習を経て、普通自動二輪 卒業検定に挑戦です。
教習所へは、土曜日の朝8時集合。
この日、受験する人は、自動車の普通免許3名、大型バイク1名、中型バイクが私を含め2名でした。
中型のもう一人は、ずっと教習を同じだったTさん。
コースはどっちだ?
まずは、教室に集まって、注意事項などの説明を受けます。
乗ってから、降りるまでが採点の対象とか、一本橋やスラロームの時間制限とか、まぁ、一般的なことです。
1つ意外だったのは、ならし運転があったこと。
1週間ぶりの乗車で、いきなり検定スタートかと思いましたが、乗るバイクの特性を知る為、とかで、コース半周ほどですが、走ることができるそうです。
次に、コースの抽選。
Aコース、Bコースと2種類の検定コースを練習してきましたが、どちらを走るのか、抽選で決めます。
中型バイクは、2名いましたが、前に座っていたTさんが引くことに。
管理人的には、苦手のクランクが、前半にあるBの方がいいかなぁ。くらいで、強いこだわりはなし。
抽選の結果は、Bコース。
急制動 → 一本橋 → クランク → 踏切 → スラローム → S字 → 坂道発進 → 40km以上
という流れです。
一発勝負となると若干不安のある一本橋と、 先週はスランプに陥ったクランクがクリアできるかが、ポイントとなりそう。
いきなりミス!?
教室での説明が終わり、プロテクターをつけて待合室へ。
まずは、大型バイクの方が受験です。
検定は100点からの減点方式。ミスがあると減点されますが、70点以上なら合格です。
ただし、一本橋から落ちたり、スラロームやクランクでパイロンに激しく接触するなど、一発でアウトになる条件もあります。
試験官は、自動車でバイクを追走しながら採点するようです。
ちなみに、他の教習も普通に行われている中での検定でした。
で、いよいよスタート。後方の安全確認し発信。3rdまでギヤを上げたら、最初の課題「急制動」です。
40kmまでスピードを上げ、指定の位置からブレーキ。でも、いつもより強くかけすぎて、リミットの位置より、かなり前で停車。もしかして急ブレーキすぎて、車輪が滑ったかも?(1m以上滑ると減点)
教習中にも、手前で止まりすぎるのは、よくないって、言われたことあったっけ。
いきなりのミスに、不安に思いながらも、次の一本橋へ。
これは、無難にクリア。ただ、時間を見る余裕はない..。7秒台は出てたとは思うけど。
そして、次は最難関の「クランク」!! 先週、大スランプに陥っただけに、1週間ぶりは厳しいかも。
ニーグリップ、前傾姿勢でハンドルを切りやすく、目線は先へ…を意識しつつ、なんとかクリア!! これで、かなり気分が楽になりました
その後も、大きなミスはなく、終了。
達成感というか、全身の力が抜ける感じでした。結果はすぐには出ませんが、とりあえず、やり切りました。
先週のクランクのスランプを知ってるTさんは、「クランク大丈夫でした?」と心配してくれました。やさしいTさん。次は、Tさん。がんばって!
ということで、バイクの3人は終了しました。
結果発表!!
3人で、戦果?を報告しながら、結果を待ちます。
大型の方は、コースを間違えたとのことで、かなり不安そうでした。管理人も大きなミスは急制動以外にはなかったものの、小さいのが積み重なって70点未満は十分ありえそうなので、不安でした。
結果は貼り出されるのか?口頭なのか?、何もわからないまま、とりあえず待つしかありません。
30分くらい待ったかな?
試験管の方が、こちらへ来て「3人とも合格です」って、あっさり合格発表!!
3人とも、「よかった〜」と、とにかく安堵。こんな気持ちは、就職の内定もらった時以来かも。20年以上ぶり!!
教官からは、一応気になったポイントのアドバイスがあり、コースどりがショートカット気味なので、大きく回るように言われました。
コース間違いの大型の方は、コース間違いについて「運転技術とは関係ないので…」と言われていました。間違えても、コースに戻って、ちゃんと運転できれば、大きな減点はないようです。
その後、卒業証書や、免許取得の手続き用の書類をもらって終了となりました。
いや〜、先週はどうなることかと思いましたが、どうにか卒業することができました。
あとは免許センターで、免許をゲットすれば、晴れて公道に出られるわけですね。
ん、公道? バイクは公道の教習ないから、本当に一人でデビューしなかきゃなんないのね..。
しかも、教習所のバイクとは全く違う、クロスカブだし。まだまだ、バイク乗りへの道は険しい..。
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