ゆるキャン△の「例のハンバーグ」を実食!! なでしこ流 VS 公式焼き方も比較。

ゆるキャン△のコミック11巻に登場する、アヤちゃんがキャンプに持ってきたハンバーグ「うまうま100%ハンバーグ」

しまりんも絶賛の美味しさの「うまうま100%ハンバーグ」ですが、11巻の157ページによると、通販でも買えるとのこと。

これは食べてみたい!! ということで、食べてみることにしました。


通販で購入できます。

ネットで探してみたところ、こちらに行きつきました。

肉の卸問屋アオノさんの「牛肉100% そのまんま肉バーグ」。こちらが、モデルとなっているようです。

アオノさんでも、と説明されており、間違いないようです。
(厳密には、アヤちゃんがキャンプに買ってきたもの、なでしこがお土産に買ってきたもの、通販で買えるものには、それぞれモデルがあるそうです)

つなぎを使っていない、牛肉100%が特徴。
ハンバーグながら、最強の肉感が味わえるらしい。


購入してみた

購入してみました。
冷凍された状態の「そのまんま肉バーグ」。

俵型のハンバーグが、3個で1パックになっています。180g × 3個=540gです。


原作にも登場したオニオンソースも付いています。

焼き方の紹介も同梱されていたのですが…俵型を平たい形にして、中火で片面2分ずつ焼き、弱火で4分蒸し焼きにする、とのこと。

ええっ!? 原作の焼き方と違う!!


なでしこ流 低温加熱調理法

原作では、アヤちゃんが持ってきたハンバーグを、なでしこが調理していきます。

その調理手順は…

  1. 真空パックのまま63°Cで30分間湯煎する。
  2. 真空パック内に肉汁が出ているので、切れ目を入れ、肉汁を出す。
  3. 仕上げに表面を軽く焦す。(原作中では、直火で炙っていました。フライパンでもOK)

低温加熱調理ですね。
中まで殺菌しつつ、お肉が固くならないのが、63°Cで30分とのことです。

アウトドアでは、大量の肉汁(油)の処理も大変ですので、それも考慮した調理法とのことです。


これに対して、「牛肉100% そのまんま肉バーグ」に添付されていた公式な焼き方は…

  1. 俵型のハンバーグを手で平たい形にする。
  2. 片側中火で2分ずつを目安に、表面に焦げ目がつくように焼く。
  3. 蓋をして、弱火で4分ほど蒸し焼きにする。

普通の焼き方ですね。

ちなみに、注意点として..

中が生状態ではお召し上がりになれませんので、十分に加熱してお召し上がりください。

とのことです。


2つの調理法、どちらが美味しくできるのか?
なでしこ流と公式で、比較してみることします。


なでしこ流に挑戦

まずは、なでしこ流の低温調理法。

調理前に、まずは解凍します。
冷凍庫から冷蔵庫に移して1日かけて解凍しておきました。

若干ドリップが出ています。


湯煎します。
63°Cを30分間キープは、なかなか難しい作業。
最初は70°Cくらいになったり、中身まで火が通るのか心配で、ちょっと高めになりました。


湯煎完了。
見た目は、火が通ったような色にはなっています。
でも、思ったより肉汁はでていないかな?


真空パックに切れ目を入れて、肉汁を排出。
結構出ていました。


フライパンで焦げ目を付けていきます…が、明らかに生な部分が!!

俵型のハンバーグが3個、連なった状態で真空パックされているので、俵同士が接触している面は、火が通りにくい様です。
当然、俵の中も火が通っていないことが予想されます。

ということで、焦げ目をつけるだけでなく、転がしながら全周に焼き目をつけた後、さらに3分ほど蒸し焼きすることに。


焼き上がり。
ちょっと形は歪ですが、美味しそう。

問題の中身は…全然生でした!

湯煎の温度と時間は問題ないはずなんだけど。解凍の具合とかにもよるのかな?

仕方ないので、レンジで600W、1分30秒加熱。


火は通った様ですが、肉汁が出まくり。
美味しさも出ちゃってそう…。


こちらは、切らずにレンチンしたもの。
やはり肉汁は出ていますが、半分に切ったものよりはマシかな。


で、実食!!

半分に切ってレンチンした物は、かなり固くなってしまいました。ミンチ肉がぎゅっと収縮したような感じ。
味は、確かに肉感がすごいのですが、ジューシーさがなくパサパサ。不味くはないのですが、期待していた感じではないです。

でも、付属のオニオンソースはめちゃうま。たっぷりかけるとパサパサ感も緩和されて、かなり美味しくなりました。固いけど..。


切らずにレンチンした方は、固さもそれほどなく、少しジューシーさも残っていました。うまいです!!

ということで、低温調理はなかなか難しいですね。
3つ繋がった真空パックのままより、取り出して1つずつジップロックなどして、湯煎した方がいいのかもしれません。


公式の焼き方

続いて、公式の焼き方で焼いてみます。
解凍は同じ条件で行いました。

俵型から…


平にして焼いていきます。

つなぎは使っていないとのことですが、特に形が崩れることもなく、平にできました。
(形がいびつなのは、管理人が不器用なだけです..)


焼き上がり。
肉汁は出ますが、「肉汁の海」というほどではないかな。


切ってみると、わずかに赤い気もしますが、許容範囲と判断。

これこれ! 肉汁たっぷりな肉肉しいハンバーグ!!

via GIPHY

肉汁が溢れ出てきます。
味も食感も最高でした。


まとめ

公式の焼き方の方が、美味しく食べることができました。

なでしこ流も、中までしっかり火が通れば、肉汁の流出も最低限にでき、美味しく食べられると思うのですが、ちょっと手間や難易度を考えると、公式の焼き方でいいかな、と思いました。

キャンプで、どうしてもフライパンに肉汁を出したくない場合は、低温調理もありかと思います。

本当に美味しいので、おすすめのハンバーグです。
そして、ゆるキャン△の世界をぜひ体感してみてください。


1 個のコメント

  • 自分も何度か挑戦しましたけど 焼き加減難しいですね。
    「さわやか」という静岡県内しか展開していないハンバーグの人気チェーン店があるのですが、この手のハンバーグは「さわやか風のハンバーグ」と認識されていて さわやかのお店では熱々の鉄板の上で中身はかなりレアな感じで出て来ます。

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