ゆるキャン△のコミック11巻に登場する、アヤちゃんがキャンプに持ってきたハンバーグ「うまうま100%ハンバーグ」。
(追記:アニメ第3シーズンでもいよいよ登場です!!)
これは食べてみたい!! ということで、食べてみることにしました。
通販で購入できます。
ネットで探してみたところ、こちらに行きつきました。
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肉の卸問屋アオノさんの「牛肉100% そのまんま肉バーグ」。こちらが、モデルとなっているようです。
(Amazonでも販売されています。)
アオノさんでも、
(厳密には、アヤちゃんがキャンプに買ってきたもの、なでしこがお土産に買ってきたもの、通販で買えるものには、それぞれモデルがあるそうです)
つなぎを使っていない、牛肉100%が特徴。
ハンバーグながら、最強の肉感が味わえるらしい。
購入してみた
購入してみました。
俵型のハンバーグが、3個で1パックになっています。180g × 3個=540gです。
焼き方の紹介も同梱されていたのですが…
ええっ!? 原作の焼き方と違う!!
なでしこ流 低温加熱調理法
原作では、アヤちゃんが持ってきたハンバーグを、なでしこが調理していきます。
その調理手順は…
- 真空パックのまま63°Cで30分間湯煎する。
- 真空パック内に肉汁が出ているので、切れ目を入れ、肉汁を出す。
- 仕上げに表面を軽く焦す。(原作中では、直火で炙っていました。フライパンでもOK)
低温加熱調理ですね。
中まで殺菌しつつ、お肉が固くならないのが、63°Cで30分とのことです。
アウトドアでは、大量の肉汁(油)の処理も大変ですので、それも考慮した調理法とのことです。
これに対して、「牛肉100% そのまんま肉バーグ」に添付されていた公式な焼き方は…
- 俵型のハンバーグを手で平たい形にする。
- 片側中火で2分ずつを目安に、表面に焦げ目がつくように焼く。
- 蓋をして、弱火で4分ほど蒸し焼きにする。
普通の焼き方ですね。
ちなみに、注意点として..
中が生状態ではお召し上がりになれませんので、十分に加熱してお召し上がりください。
とのことです。
2つの調理法、どちらが美味しくできるのか?
なでしこ流と公式で、比較してみることします。
なでしこ流に挑戦
まずは、なでしこ流の低温調理法。
調理前に、まずは解凍します。
冷凍庫から冷蔵庫に移して1日かけて解凍しておきました。
63°Cを30分間キープは、なかなか難しい作業。
最初は70°Cくらいになったり、中身まで火が通るのか心配で、ちょっと高めになりました。
見た目は、火が通ったような色にはなっています。
でも、思ったより肉汁はでていないかな?
結構出ていました。
俵型のハンバーグが3個、連なった状態で真空パックされているので、俵同士が接触している面は、火が通りにくい様です。
当然、俵の中も火が通っていないことが予想されます。
ということで、焦げ目をつけるだけでなく、転がしながら全周に焼き目をつけた後、さらに3分ほど蒸し焼きすることに。
ちょっと形は歪ですが、美味しそう。
問題の中身は…
湯煎の温度と時間は問題ないはずなんだけど。解凍の具合とかにもよるのかな?
仕方ないので、レンジで600W、1分30秒加熱。
美味しさも出ちゃってそう…。
やはり肉汁は出ていますが、半分に切ったものよりはマシかな。
で、実食!!
半分に切ってレンチンした物は、かなり固くなってしまいました。ミンチ肉がぎゅっと収縮したような感じ。
味は、確かに肉感がすごいのですが、ジューシーさがなくパサパサ。不味くはないのですが、期待していた感じではないです。
でも、付属のオニオンソースはめちゃうま。たっぷりかけるとパサパサ感も緩和されて、かなり美味しくなりました。固いけど..。
ということで、低温調理はなかなか難しいですね。
3つ繋がった真空パックのままより、取り出して1つずつジップロックなどして、湯煎した方がいいのかもしれません。
公式の焼き方
続いて、公式の焼き方で焼いてみます。
解凍は同じ条件で行いました。
つなぎは使っていないとのことですが、特に形が崩れることもなく、平にできました。
(形がいびつなのは、管理人が不器用なだけです..)
肉汁は出ますが、「肉汁の海」というほどではないかな。
これこれ! 肉汁たっぷりな肉肉しいハンバーグ!!
肉汁が溢れ出てきます。
味も食感も最高でした。
まとめ
公式の焼き方の方が、美味しく食べることができました。
なでしこ流も、中までしっかり火が通れば、肉汁の流出も最低限にでき、美味しく食べられると思うのですが、ちょっと手間や難易度を考えると、公式の焼き方でいいかな、と思いました。
キャンプで、どうしてもフライパンに肉汁を出したくない場合は、低温調理もありかと思います。
本当に美味しいので、おすすめのハンバーグです。
そして、ゆるキャン△の世界をぜひ体感してみてください。